砂の器

そろそろドラマが最終回に近づいてきました。私は、「砂の器」「白い巨塔」「プライド」の三本を見ているのですが、なかでも「砂の器」は結構なハマリっぷりです。
笑顔も見せない冷たい和賀(中居正広)なのに彼を慕う人が多すぎるとか、口裏合わせもしてないのに嘘の証言が一致したとか、3/14放送の武田真治扮する関川の格好が変(笑)とか、いちゃもん付ける人がいますが、私自身は丹波哲郎主演の1974年劇場版よりも好きです。日本映画の金字塔だという人もいる作品なので圧倒的に少数派でしょう。
理由は、単なるリメイクに終わらず、劇場版の今西刑事中心の作品から、和賀VS今西となっていたり、あさみ(松雪泰子)等新たに加えられたキャストが鍵を握り新鮮味を出しているところ、劇場版の内容が私にとってあまりに重すぎるところ、前作をオマージュしつつ作られた新しいピアノ協奏曲「宿命」の完成度の高さといったところでしょうか。
なかでも、劇場版の雰囲気を壊さずに作ったこの「宿命」という作品は最高の出来です。劇場版を聞くとさらにその凄さが分かるはず。珍しくCDを買ってしまいました。ついでにいうならドリカムの「やさしいキスをして」はあさみの気持ちを歌ったらしいですが、結末が分かってしまうようで、あまり歌詞を聴かないようにしています。これもいい歌なんですけどね。

2004/03/16 06:16 | 砂の器

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